メニューに「乾麺」と書いていれば、それは「汁無し麺」で、ふつう、具や薬味が入っていて、混ぜて食べます。麺になじむよう、麺が熱いうちに、サササっと素早く混ぜて麺にからめます。「乾拌麵」は、「乾麺」とも言いますがいわゆる「まぜそば」です。中国語で「拌」は「混ぜる」ことを指します。
例えば、「拌飯」は「混ぜて食べるご飯」のこと。「韓國拌飯」は、「ピビンバ」を指します。
汁無しの麺でいろんな味付けのものがあります。例えば、醤油とねぎオイルで味付けする麺や、コクのあるペースト状のピーナッツ・ソースを麺にからめて食べるものもあり、多種多様です。あぁ、幸せ。
何と言っても、汁無し麺の勝負どころは、やっぱり『麺のコシ』。このお店は、それを極めていますっ。
麺類はスープも楽しみのひとつで、スープを楽しむのであれば、もちろんスープ(汁)に入った麺がいいですが、麺を堪能したい時は、やっぱり「乾拌麵(乾麵)」。
そうそう、「牛肉乾拌麵」は、お店によっては牛肉を(チャーシューのように)スライスしたものもありますが、「乾拌麵」であれば、麺にからめて食べられるミンチ状の味噌だれ風が抜群にうまい！
台湾や中国大陸では、地元の麺類には日本のようなラーメンはありませんが、麺類文化のすさまじさを感じます。そのなかでも、忘れてはならないのが、台湾の「牛肉麺」。これからも、台湾のいろんな麺をご紹介していきます。
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