たまに行くならこんな店。今日ご紹介するのは、豚肉入りおこげメシ。
「肉絲」は「細切りしたお肉」。通常、豚肉か牛肉を使いますが、このお店は豚肉でした。「鍋粑」は「おこげ」をさします。
鉄製の鍋に熱々のあんかけスープ。具がぎっしり入った、このあんかけスープの下にはご飯がたんまり潜んでいます。
食べる前のおこげの作り方について説明します。
(1)配膳される前に、利き手にスプーンを、そして、逆の手に箸を持って、待機します。この時に注意しないといけないのは、箸をじゃんけんのグーの手の形で持って、2本の箸が、ちょっと交差するようにずらすこと。
(2)配膳された熱々の状態で、すぐさま、箸を鍋の真ん中に上から鍋底に向かって突き刺して、あんかけスープの下に潜むご飯をしっかり押さえつけます(ご飯には、上のあんかけスープの重みがかかっている状態)。
(3)箸はそのままの状態でご飯を押さえつけながら、利き手で持っているスプーンを、鍋の内側のヘリから下に入れ込み、ご飯を下からぐるっと回します。かき回しながら、鍋の内側に接触していないご飯を出来るだけ鍋の内側に当てていきます。そう、そうやってどんどん、手際よく、おこげを作っていきます。
なんせ鍋が熱いので、かなり大きくジュージューと音がしますが、それに感動する時間もありません。鍋自体はしばらく熱いのですが、鍋の温度が少し下がるだけで、おこげが出来にくくなってしまいます。なので、配膳されたら手際よく、スプーンで回す回す混ぜる、回す回す混ぜる、これの繰り返し。これが重要。手際次第でおこげの出来具合と量が全然違います。
「鍋が熱いので、混ぜずに、ほったらかしでもおこげはできるはず」と思ったら大間違い。わたしは、試しに、ほったらかしにして、おこげが自然にできるのを待っていたら、お店のおかみさんが飛んできて、わたしが持っていたスプーンと箸をひったくって、回す回す混ぜる、回す回す混ぜる、回す回す混ぜる…。おかみさんからしてみれば、おこげを食べに来た客がのんびりと、みすみすおこげを作るタイミングを逃すのではと心配されたのでしょう。
そして、おかみさんの一言。
「お客さん、あなた、3日前にもこのおこげご飯を食べに来て自分でちゃんとスプーンを回しながら、おこげができるのを見てうれしそ〜な顔をしてたのに、今日はどうしたの?」
わたしが3日前にもこのお店に来て、今日も同じメニューを注文したこと、バレてたのね…。
まぁそんなことはさておき、もうそろそろ食べる時間。あんかけんには、細切りした豚肉、白菜、ニンジン、きくらげ、そして、うれしいことに、今日も卵が入っています!
このお店のメニューの中でも、「肉絲鍋粑飯」は特にボリュームがあって、大人二人分の分量でかなりお得。この鍋1つ分で、130元(日本円で約520円)。
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