20年ほど前、台湾に来た当初、コンビニに行くときわたし自身が注意していたことが2つありました。ひとつは、お茶を買うときにそれが「無糖(中国語でも無糖)」であること。もう一つは、コンビニおにぎり(日本のコンビニと同じ三角おにぎり)をレジで精算するとき、素早く明確に店員さんに「我不要加熱」あるいは「我不要微波」とひと言。「レンジしないでね(^^)」と伝えていました。中華圏の方は、ふつう、ご飯はあったかいものを食べるのがで、日本の冷凍惣菜(チルドフード)」のうたい文句の「冷めてもおいしい!」は効きません。会社では弁当持ちの社員のために、大型の鉄のケースの「蒸氣式電熱箱」や「蒸便當箱」があり、そこに弁当箱を入れて温めて食べます。あったかいものを食べる習慣、いいですね。
もうひとつについては、後日お話ししまーす。
さて、前置きが長くなりましたが、今日ご紹介するのは、コンビニおにぎりではなく、台湾の地元のお店で売っているおにぎり。もち米で、おいしくて、めっちゃリーズナブルです。多分台湾で買うもので一番安くお腹を満たしてくれる食べ物です。しかも「大サイズ」はさらに大きくて、15元増し(日本円でプラス60円くらい)。この「大サイズ」は、大人2食分くらいのサイズ。買うたびに、いつもたまげています(笑)。

なんせ、でかい!

この「飯糰」の中には、わたしが大好きな「油條(棒状の硬めの揚げパン)」や、「肉鬆(豚肉や魚肉で作った茶色のデンブ)」、切り干し大根や高菜漬けのような漬物が入っています。

おいしくなさそうに見えるのは、わたしの写真撮影の技術のせいです。ほんとはおいしいのに、ご免。

このおばちゃんがおにぎりを作ってくれました。ふだんは、旦那さんが作っていますが、休憩中だったみたいです。
わたしも週末の朝は早起きして、近くの商店街まで買いに行きます。みんな朝が早い!いつも大勢並んでいて、すぐに売り切れてしまいます。

「油條(台湾の硬い揚げパン)」だけでも、1本15元(日本円で約60円)で売っていました。

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